お探しのクルマは上記「Googleカスタム検索」にてお探しください。(車種・キーワード・メーカー名等)
2024,04,23, Tuesday
あくまでも私の私見ですのでご理解下さい。 さて その4でお話しした https://blog.le-parnass.com/index.php?e=5560 nパラフィンの結晶に対する対策ですが まずは寒冷時は必ず軽油3号を入れましょう。 入れられない場合には ディーゼル燃料凍結防止剤を入れる事 また 定期的にインジェクターやバルブ周りに蓄積した 結晶や汚れデポジットを落とす事です。 具体的には デポジットクリーナー もしくはインジェクタークリーナーを入れて下さい。 ここでワンポイントアドバイス❗️ 距離に関係無く エンジンのランニングタイムで行う事です。 すなわち 決められた時間 たとえば3ヶ月に一度といった具合に ガソリンタンクに投入するのがベストです。 続いて EGRの固着や EGRクーラーの詰まりに関してのお話しをします。 その2でお話しした不完全燃焼の件です シリンダー内で不完全燃焼が起きた場合 エンジンオイルに煤 スラッジが混ざります。 そして 不完全燃焼したブローバイガスが 新たな空気と混ざって 再度シリンダーに送られ強制燃焼させられます。 この時点で セタン価の低い軽油だった場合 煤 スラッジが大量に発生するのであります。 軽油には粘度があるのですが ヨーロッパと日本の軽油ではこの粘度の値が違っていて ヨーロッパの軽油の方が日本の軽油より粘度が低め 日本の寒冷地仕様の軽油3号よりもさらに低いのです。 とすると シリンダー内で高温熱分解されたスラッジとオイルが タール化して石油タール 乾留液 となるのです。 このヘドロのような液体が高温から冷やされて EGRを固着させるのです。 EGRクーラーの詰まりも 同じく流動性の悪いタール化したオイルが 配管を詰まらせるのであります。 それでは どんな対策をすれば良いんでしょうか? この続きは その6へ続きます。 |