日本に輸入されているヨーロッパ車って、本来の味を持っているクルマが非常に少ないと思うんですね。
ヨーロッパ国内で販売されているクルマに比べて、
フルオプションだったり、ハイパワーなエクスクルーシブモデルだったり・・・
ハッキリ言って要らない仕様なんですよね。。。
私は年に数回、ヨーロッパに出張して、ヨーロッパ仕様のスタンダードなレンタカーを借りるのですが、
同年式・同車種の日本仕様とヨーロッパ仕様を乗り比べてみると、
明らかにワクワク感があり、本物の良さを感じます。
特に、シトロエンピカソやアルファロメオ147、フォルクスワーゲンゴルフなど・・
ヨーロッパスタンダードなクルマに感じられるのです。
また、ヨーロッパは燃料が非常に高く、
経済性を考え、私は出来るだけターボディーゼルのマニュアルを
借りている事も、違いがわかる要因だと思います。
さて、実際に走り出してみると、小さな排気量なクルマ達が元気に走り回り、
現地の人々の生活感が伝わってくるツールに変身するところが素晴らしい!!
私は、そんなスタンダードなクルマ達とヨーロッパ大陸を全開で操りながら仕事をしている時、
同じ道で、同じようなクルマに乗ってヨーロッパ人と一緒に運転する瞬間、
自然と身体でヨーロッパの人々の感覚や国々の特徴が、感じ取れてくるのです。
日本でヨーロッパ車を乗りながら、ヨーロッパを感じられ、ヨーロッパに憧れる。
そんな自分のクルマ生活の中に自分らしい個性をクルマと共に追及出来れば、
非常にうれしい事なんですけどね・・・
例えば日本のディーラーが輸入しているピュアヨーロピアンって思い浮かべると。。。
●アルファロメオ159 2.2 JTS ディスティンクティブ 左ハンドル 6MT
●ルノー・メガーヌ スポール 3ドア 左ハンドル 6MT
●ポルシェ 911カレラ 左ハンドル 6MT
●MINI ONE 右ハンドル 6MT
ウーン、こんな感じかなぁ・・・
だけどあまりにも車種が少なすぎですね・・・
毎日飛行機で、日本からヨーロッパまで1万人近くの人々が、
行ったり来たりして、文化交流や情報が飛び交っているのに、
クルマに関しては、非常にネガティブ・・・
クルマで、自分らしさを表現する方々にとって、
現在の正規なヨーロッパ車では、なかなか難しいですよね。。。
本物らしくいないホンモノ・・・
研ぎ澄まされた感覚を持っている「クルマを諦められない方々」には、
本当に手に入れたいクルマを、ヨーロッパからダイレクトにお取り寄せする事が、
当たり前の時代になったのかもしれません。
たかがクルマ、
されどクルマ。
自分の個性に合った本物のヨーロッパ車を選ぶ。
そんな皆様の自動車コンシェルジュになりたいと思う今日この頃です!!