福島のabeです。
shibuyaさんから V40のキーを受け取って、約1,400キロ程走ってみました。
スタンドでガソリンを満タンにし、そのままスタッドレスに交換。銘柄はBSです。
翌朝、さっそく青森に出かけました。
青空の下、軽快とは言いかねる走りです。高速の早い流れをリードしても
安定はしていますが、ただそれだけで燃費もあまり良くないようです。
岩手県に入ると曇り始め、けっこうな雪が降り始めました。
当たり前ですが、FFのV40は何の影響もなく走って行きます。
シートは合格です。比較相手がエグザンティアなので損をしていますが
剛性感があり、疲れません。
青森に着き、さっそくゴム長を買いました。安価ですが、作りはしっかりしています。
夜はいつもの菜のはなで食事。お造りは左からサバ、マグロ、カワハギ、牛タンでした。
朝の漁を見に行くことになりました。夜明け前に青森を出ます。
ヒートシーターが体をやさしく温めてくれます。
気温はマイナス0,2℃でした。
7時前に今別に着き、トラックと記念写真。
近くの漁港に行き、水揚げを見物しますが、天候のせいか、クラゲのせいか、
活で使えるのはヒラメ1枚だけでした。
V40は港に何の違和感もなく溶け込みます。ドイツ製のワゴンではこうは行きません。
見栄 はまったく張れませんが。
このV40、特別ハンドリングや乗り心地が良いわけでもなく、燃費も良いとは
言いかねます(1,395キロ走り、リッター11,4でした)。
ステアリングの切り始めはわざと反応を遅くしてあるようですし、アクセルを踏んでも
今の日本車とはあきらかに違い、あからさまな加速はしません。
ウインカーレバーを操作するにも、ある程度の力を加えなくてはなりません。
ライトスイッチもインパネに付いています。
これらを考え合わせると、クルマはあくまでも道具にすぎず、それを駆るのは間違いを
しでかしやすい人間であり、ボルボはひとがそのような状況に陥りにくい環境に
導いてくれるやさしいクルマのように感じました。
長距離を走っても淡々と時間が過ぎ、この感覚は独特で悪いものではありません。
これから漁を定期的に見に行くことになった僕にとって、ぴったりのクルマに
なるような気がします。
(約10日間で2,000キロ走ったせいか、旅の後半は燃費が良くなっていったようで
これからが楽しみです)