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2009,10,14, Wednesday
年のせいか、休みがうれしいのか、５時前には目が覚めてしまいました。 ホテルの部屋から見たむつ湾の朝焼けです。  肌寒い中、散歩にでかけると大きな客船が停泊していました。  豪華客船"The World"http://www.residensea.jp/index.shtml （これに乗ってどこかへ行ってしまおうか）との考えが頭をよぎりましたが 自己否定し、散歩を続けました。  ホテルに戻り、昨日買っておいたリンゴを食べ、津軽半島を北上します。 太陽が上って来ました。  国道をそれ、海沿いの路地を走っていると焼き干しを作っているところに 出くわしました。  焼き干しとはイワシの頭と腹わたを取り、乾燥させたものを焼き風干し したもので、  津軽ではラーメンやそばの出しに使われ、僕も毎日味噌汁に 使っていますが、実際に見るのは初めてです。  「焼き干しを作るには天気が良くてからっとしている今が最適なんだ」と おじさんが言っていました。  しばらく行くと北海道が見えて来ます。  今別に入り、知人の魚屋に立ち寄りました。 本人は青森市に単身赴任しているので、勝手にシャッターを開け、  中を探索しますが、先月にはウニが一杯だった水槽はほとんど空っぽでした。  大きなカキが一個だけあったので すかさず撮影！！  隣の家の漁師さんも「９月はヒラメくらいしか無くてさあ」と、ヒマそうでした。  龍飛岬が近づき、北海道が大きくなって来ました。  岬にて・・・ このクルマで３回目の龍飛です。 春に体を壊したときは今こうして再びここに来れるとは思っていませんでした。  龍飛岬を少し日本海側に走ると、岩木山がうっすらと見えます。 龍泊ライン。   十三湖と岩木山。  青森に戻り、遅い昼食は焼き干しを使ったラーメン。  夕食には秋の食材がいくつか出て来ました。     夜のむつ湾にはまだ 豪華客船 が停泊していました。  ホテルに戻り、昨日に続き、友人の書いた本を読みます。 デビュー当時から彼の小説の主題のひとつが「親子」だったのですが、 その彼が父親になり初めて書いた子供の成長小説でした。 （岩木山編に続く） |
