今日は早朝より、新しい商材を求めて
フランクフルト郊外にあるメルセデスベンツの
チューナーの所へ出かけます。
ホテルを出て、アウトバーンを愛馬セアトで走ります。
本日は天気がいいので、このへんでこのクルマをロードテストしてみることに。。。
おっかなびっくりで追い越し車線へ出て、
最高速チャレンジをしてみようかな〜とする時、
突然、爆音と共にB747がタッチダウン寸前の状態で頭をかすめました。
(それにしてもデカイ!!)
セアトは、160Km/h以上出そうとすると、スタビリティが非常に悪くなり、
どこに飛んでいくか解らない状態に陥ります。
そして、振動で後部左ガラスがだんだん下がり、すきま風がピュ〜とうるさく鳴る。
『速度自動感知式”速度を出すと後部ガラスが下がります”速度抑制装置』が働き、
とても最高速チャレンジどころではなくなってしまうのです。
愛馬セアト君、安全に飛ばせることが出来ないので
走行テストはあえなく中止となりました。
(皆さんにこの状況を100%お伝えできないのが大変残念)
教訓:自動車好きの皆さんは、
レンタカー料金がどんなに安くても
絶対スペインのゴルフ・セアトは借りちゃダメです。
やっぱり、この国で解ったことは、
早く走るクルマはよく出来ているって事ですね。
今のドイツで最も速く走っているクルマは、
アウディ、ポルシェ、BMW、ベンツの順で、
その他のクルマは、ドライバーの根性次第みたいです。
さてさて、そうこうしている間に
新しい取引先、ベンツのチューナー「VATH」さんに到着です。
ここでは、エンジンのチューニング及び
エアロパーツや足回り、クラシックベンツのメンテナンスを行なっています。
(新型のSLの横に、パコダルーフのSLが置いてあったりする、根っからのクルマ好き会社)
ビジネスミィーティングはとっても上手くいって、
日本で「VATH製品」を当社が売って良い事になりました。
オーナーは、もともとメルセセスベンツでエンジンデザインをされていたエンジニア。
彼は、最近のメルセデスベンツは、クオリティ不足だと嘆いていました。
パリでの新型Aクラスの話を持ち出すと、彼も全く同感らしく
新型Aクラスはチューニングというよりもリファインする事が大切だと言われました。
しっかり握手を交わしてフランクフルトの市内に戻り
ちょっとだけワールドカップに燃える街を探索することに。。。
街では、クルマにドイツのフラッグをつけてドイツチームを応援しています。
5台に1台は必ずフラッグをつけているので、ワールドカップへの熱狂ぶりは驚くものがあります。
道を歩いていてもガーナやブラジルの国旗をまとっている人、自国のユニフォームを着ている人等が
沢山いて、ワールドカップに注ぐ熱い思いを感じることが出来ました。
いよいよ 明日は日本へ帰国です。
今晩は少しお酒を飲みながら
スポーツバーでサッカーを見ることにします。
宜しくお願い致します。