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2008,11,15, Saturday
前回のブログの中で、ドラマチックな60日間のお話をお伝えしたのですが、 皆様より、沢山のコメント、メール、お電話などの祝福のお言葉を多数頂き、 本当にありがたく思いました。有難う御座いました。 今後も精進して諦められないクルマ道 研ぎ澄まして参りますので、よろしくお願い致します。 ところで、私は、なぜヨーロッパ車が好きで、 皆さんに、そんなクルマ達をディールしているのだろう??? な~んてノ~天気に自分の事、考えてみました。 答えは・・・ こうなんです。 私が、初めてヨーロッパの地を踏んだのは、 今から30年前の1978年。 大韓航空のアンカレッジ経由パリ行きで 初めてヨーロッパの地を踏みました。 ユーレールパスを使って3週間、鉄道の旅・・・ パリから始まり、スイスのサンモリッツ、モントレー、 イタリア ジェノバ、オーストリアのザルツブルグ、ドイツのミュンヘンなどを 兄の友人と2人で、あても無くバックパッカーとして訪れました。 当時、私はまだ高校2年生、 自慢ではありませんが、鉄ちゃんでした。 ヨーロッパの鉄道の素晴らしさに、その時は感動したのであります。 将来はパイロットになりたくて、お勉強していたのですが、 小さい頃から、ヨーロッパ映画が大好きでして・・・ ヨーロッパの風景や文化に自然と興味をもちました。 そして、この1978年の旅で私の人生を変える出来事がありました。 パリの市内でシトロエンDSとCXのタクシーに乗ったのであります。 その時の感触が、私のフランスのクルマって・・・??? と、何かのスイッチが入ってしまったんですね・・・ 翌年高校3年の終わり、18歳になると直ぐにクルマの免許を取得。 家族をだまくらかし、 トヨタ2000GTの再来、なんて陳腐な広告に挑発され、 出たばっかりのトヨタ ソアラを手に入れました。 が、しかし ヨーロッパ映画に出てくるような、 クルマからにじみ出てくるかっこ良さが、 ソアラには皆無・・・ 6ヵ月後には60万円の学生ローンで 1976年アルファロメオ 1.2スッドTiと 1979年シトロエンGS 1220を手に入れました。 それと同時期、大学2年の時、 大学の奨学金でル・パルナス自動車会社を作ったのであります。。。 大学生にアルファロメオやシトロエンを沢山売って、 その資金でアメリカやヨーロッパを放浪し・・・ パイロットになる夢をお預けして、 自動車業まっしぐらとなったんですねぇ。。。 カーセンサーが創刊され、その編集部のお手伝いをさせて頂いたり、 友人のコネでヤナセのセールスマンツールを作ったりと、 色々なことをしながら、へんてこりんなクルマ達を一生懸命売りながら ヨーロッパ大陸をめざしたのであります! さあ、この辺からいい感じになってくるのですが、 毎年数回、ヨーロッパを訪れ、レンタカーを借りて あても無い旅を沢山しました。 オートルートやアウトストラーダは 速度無制限、平気で200Kmオーバーな訳ですね・・・ 快適に早く、しかも自己主張のあるクルマ達・・・ 私は、こんなクルマ達を日本で売りたいなぁと考えました。 1991年頃から 私は日本で、西武自動車、コーンズ、ヤナセ、フランスモータース などの代理店を始め、色々なクルマを売り始めました。 がしかし、日本で扱う右ハンドルのオートマチックは、 ヨーロッパで駆け回った同じ形のクルマでも、 私が経験した味わいとは全く異なり、ぶっ壊れまくり・・・ なんだか全く違うよなぁ・・・ いつもそんな風に思っていたのであります。 ところで、今回アップしているこの写真ですが、 全て私がヨーロッパで走らせて味わったクルマ達です・・・ 406のクーペ。。。 これはドウヴィルで撮った一枚・・・ シャバダバダ・シャバダバダのところです。 Smちゃんは いつもお世話になっている、 イタリア バローロのワイナリーで撮りました。 現地で走らせて・・・ 思ったこと。。。 クルマは、旅の道具って事でした。 異国の人が異国の文化、違った考え方でクルマを作る。 フランス・イタリア・ドイツ・・・(英国は既に終わりましたが・・・残念。) 彼らのクルマ作りは、やっぱり日本の物とは一味も二味も違う・・・ 趣向性の高いヨーロッパ車をディールするって やっぱり旅と文化の融合なんじゃないかな・・・ なんて思い始めたのであります。 自分のクルマ生活を、 完全に趣向品で行いたい・・・ そんな思いでヨーロッパ車を選ぶなら、 現地から現地のスタンダードを手に入れる事が 最良だと私は考えます。 がしかし・・・ 日本で生活するのに、 実用車としてヨーロッパ車を使わなければならない・・・ 理由があって、右ハンドルを使わなければならない・・・ そんな現実、沢山ありますね。。。 私は、日本でディーラーなんかに縛られず、 本当に味わいのあるクルマをディールしたい・・・ と考えています。 25年掛かりましたが、 私はやっと、いい感じ! 実用と趣向・・・ う~ん問題はありますが、 ご縁のあるお客様の皆さんのニーズを伺って、 日本仕様・ヨーロッパ仕様を考えず、 そのお客様にぴったりのクルマを選び出してお世話出来ることが 本当の喜びですね。 大切なことは、 その中に「旅と文化の融合」を上手く盛り込めることだと 思っています。 ぜひとも皆さん、異国のクルマで自分の生活 楽しんでみましょう! ブログランキングもう一度上位を目指して頑張ります。 そんなこんなで、応援よろしくお願いします。→ |