ル・パルナス・モンテカルロ特派員の「Kimi」が
モンテカルロやニース、ミラノやローマなどの「ヨーロッパ・生活の情報」を定期的にお届け致します。
ヨーロッパのステキなクルマ達はもちろん、生活に根付いたヨーロッパ文化、ファッション情報などなど・・・・
幅広くお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!!
第1回
とある2月の週末。モナコを11時に出発し、カンヌに向けて走る。
今日はレンタカーにプジョーの1007を借りた。
走りは爽快。フランスでも出たばかりの車なので、たまに振り返って見られたりもする。キーはカード式になっていて、スライド式のドアもリモコンで開く。荷物がいっぱいで
手が空かないときには本当に便利だ。フランス車としては、画期的?!。
高速に入り、20分も走るともうカンヌ。料金所を抜けて、街の中心へ向かう道の一本目を右折し、ひたすら真っ直ぐ走ると今日の最初の目的地のムージャンという村に着いた。ここで何をするかって?聞くだけ野暮。女が3人そろって出かける目的なんて、ショッピングか食べ物にきまっている!!
そう、私たちの最初の目的は La Tarte Tropezienne で、トロペジアンヌというサントロペ名物のケーキを食べること。ここがトロペジアンヌのオリジナルのお店。
でも待てよ、トロペジアンヌというだけに、オリジナルはサントロペにありそうなものだが…。などという疑問を抱きながらもひたすら食べる私たち。
カスタードクリームをスポンジケーキの間にはさんだ、わりとシンプルなお菓子だが、なかなか美味しいものにはめぐりあえない。
お店の人曰く、「このお店はトロぺジアンヌの発祥のお店よ。他でもいろんなところがまねしようとするけど、難しいようね。まっ、私たちにはラッキーなんだけど」と、自身満々のいいっぷりだけあって、ちょっと悔しいけど美味しかった。
La Tarte Tropezienne
1034、Chemin de Carimai
06250 Mougine
France