こんにちは、福島のabeです。
かなり間が空いてしまいましたが、
震災後色々あり(ここは問題提起をするところではありませんので、
『福島在住』ということだけ、考慮していただければありがたいです)
日記を書かない状態が続きましたが、
先日(といっても1ヶ月も前ですが)クルマに乗って小旅行に出掛けてきました。
向かった先は青森県の蔦温泉です。
青森市から八甲田山を越え、1時間程のところに一軒だけの旅館があります。
ここは吉田拓郎の『旅の宿』の舞台になった場所です。
まずは温泉に入りましたが、まったく温泉に興味が無く知識のない自分でも
ここのお湯は上品でさらっとしていて、大変気に入りました。
夕食を食べながら男2人、
クルマのことなどを語らいながら携帯の通じない部屋での会話は続きました。
翌朝は日の出前に起きて周辺にある遊歩道をゆっくりと散歩しました。
宿に戻った頃には青空が広がっていたので、
クルマに乗り、八甲田山の中腹までひとっ走りです。
宿に戻ると部屋の中に、ゆっくりと朝日が差し込んでいました。
この空間を流れる時間は長い年月をかけて、
青森の自然と、人の手によって育てられたものであり、
まるで極上の古いワインのようなものだと感じました。